画質・音質 第20回『バックトゥザフューチャーPART2』(UHD)

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2と書く方が正しいんですかね?

ともかく歴史的大傑作、そのUHD盤の画質音質レビューです。

 

なんで2なのかですって?最近2を観たからです。本当に申し訳ない。

「いつか買おう」と思ってたらいつの間にか35周年かつ4KBlu-rayになってました。

 

 

画質:6

音質:5

 

 

〇画質

分かります。分かりますよ。

私自身、BTTFはマイベストの1位2位をターミネーター2と争う位好きな作品です。

でもそれと画質・音質の評価は別じゃあないですか!

「この作品は大好きなので甘く見て8点!」とかそんな事出来ませんよ。

という訳で6点は揺るぎません。

まず「これぞ4K!これぞUHD!」な出来ではありません。

BDに毛が生えたレベルです。決して貶される出来ではありませんが良くもありません。

あと色調に調整を加えたんでしょうか?やたら色味が薄いです。

「お前の所のモニターがヘボなんだよ!」と言われそうですが

他の作品はそんな事が無いのでやはりソフトに起因するものでしょう。

他の画質比較動画とかでも(別作品ですが)BDと比べてUHDは色が落ち着くケースが多々見受けられるのでやはりこれも意図したものと推測されます。

にしても薄すぎます。登場人物の血色が悪く見える時もある位です。

 

色味は別としても画質としてはこれが元々のフィルムの限界なんでしょうね。

まあ時代も時代なので頑張った方でしょう。

 

 

〇音質

うーん、数か月前に観た1は中々頑張ってた印象ですが2はちょっとパワー不足ですかね。

2といえばなんといっても空飛ぶデロリアンなんですが、

トップスピーカーからの音がまあささやかな事ささやかな事。

もっと遠慮なしにガンガン鳴ってくれて良いんですけどね。

他のシーンでもトップは沈黙まではいかないもののひっそりと鳴ります。

まあトップから鳴るから音質良い訳じゃないのでアレなんですがやはり肩透かし感がありますね。

なのでその分1点引いてます。

つまり全体的な音の良し悪しでいうと6点ですね。

可もなく不可もなくといった所です。

 

 

〇総評

画質や音質は作品を楽しむ為の十分条件ではありますが必要条件ではありません。

故に厳しめな点数をつけたからといって本作を不当に貶しているとは思いません。

好きな作品だからこそ贔屓目に見るのではなく敢えて厳しく冷静に見る事にしました。

 

ところで他の作品レビューを見返したらナウシカの音質評価が5点になってますね。

これはちょっと本作とのバランス的にも修正が必要かと認識しました。