画質・音質 第21回『AKIRA』(UHD)
お久しぶりです。
ほぼ1年放置してしまいました。
理由は特にないんです。
「よし、次の休みに記事を書こう」と思っていたら1年たっていた、
そんな感じです。
さて、世界的アニメ映画の傑作と言って良いAKIRAのUHDの画質・音質レビューです。
発売してすぐに買ってたんですけど直近で何度も観てたので観る気が起きずに最近になりました。
Blu-rayの時は色々と主に画質面で疑問符のつく出来でしたが今回はどうでしょうか。
画質:8
音質:10
〇画質
進化してます、ちゃんと。
まずBDの時みたいな額縁仕様ではありません。
上下に帯はありますがこれは画角を保つ為の仕様ですかね。
そしてBDでは結構目立っていた揺れやゴミ、傷なんかもかなり無くなっています。
これだけでもう大満足・・・と言いたいんですけど、
場面によってはものすごいボヤけているシーンもあってそこは無視出来ませんでした。
普段がかなり綺麗な分、そのギャップにやられる感じです。
画質の傾向としては「発色良く、綺麗!」って感じですね。
それでいて嫌味にならない位には自然です。
あとセル画アニメ特有の透過光がHDRのおかげかかなり綺麗です。
透過光大好き人間としてはそれを見てるだけで楽しくなりました。
〇音質
満点プラスアルファって感じです。
BDですごかったAKIRAの音響はUHDでもすごかったです。
文句のつけようがない音質、迫力です。
BDの時は圧が強くて全体に広がっているイメージで、
UHDは一つ一つが独立して主張してくるような感じです。
「音がそこで本当に鳴っている、スピーカーを通してではなく」って感覚ですかね。
正直どちらの音も素晴らしいでの優劣をつけるようなものではないです。
なのでBDを持っている人はそちらを処分なんてされない方がよろしいかと思われます。
音に関しては何の文句も無かったAKIRAが別の進化を遂げて更に面白い音を聴かせてくれました。
全てのアニメ映画はAKIRAレベルを目指して欲しいですね。
無理だとしても気持ちだけでも。
〇総評
お安くはないですが買う価値ありです。激押しです。