画質・音質編 第12回『フォード vs フェラーリ』(UHD)

「劇場で観た時の興奮を家庭でも味わえるのか!?」

そんな難題(?)に真っ向から挑んだ本作!

さあ、勝負の行方は・・・

 

最高!!!!!!!!

 

最高でした!!

冒頭を再生しただけで「あ、これは成功だ」と確信しましたから。

 

画質:10

音質:10

 

 

 

〇画質

勿論満点です。文句なし!

煌めく太陽、反射する光、夕日、光という光が現場の空気感を的確に表現してくれています。

夜間のシーンや雨のシーンもありますがそれも抜かりはありません。完璧です。

 

人物のシワや汗もしっかりと描き出しているのでまるでそこにいるかのよう!

作品のノリとしたら画面的な美しさを求めるのとはちょっと違うものかもしれませんが、

それでも一切の妥協無く、UHDに相応しい高画質に仕上げてくれています。感謝です。

 

 

〇音質

冒頭のレースシーンを見ただけで「この円盤は当たり」と確信しました。

そしてその確信は最後まで裏切られる事がなく文字通り駆け抜けていきました。

 

終始「ゴキゲン」な音を聴かせてくれましたよ。

 

今作は音が命です。車が発する音をしっかりと出し切らないと炭酸が全部抜けて温くもなったコーラの様になってしまいます。それではいけません。

今作の音は冷蔵庫でキンキンに冷やしておいた瓶のコーラを開封して飲んだ瞬間の様な爽快感と迫力があります。

 

唸りながら疾走するマシンの音が素晴らしい音で私の耳に届きます。

本当にリアルのレースを目の前で見ているかのような迫力でした。

 

あと面白かったのが、本作は車が題材の作品なので3次元的な音、

つまり上からの音というのはぶっちゃけ期待出来ませんでした。

が、しかし、飛行機やヘリが飛ぶシーンはしっかりと上から音が聴こえ、

メーカーの「と、思うじゃん?鳴るんだな、それが」というニヤけた顔が想像されました。

こういう所もしっかりやってくれていたのでファンへの、そして作品への愛がある事が伝わってきましたね。

 

 

とにかく画質的にも音質的にも大満足のいく出来で買って良かったと心底思わせてくれる、

そんな素敵な円盤に出会えました。

 

ストーリー?勿論、最高に決まってるじゃないですか!