映画の感想:第5回 『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』
明日書こうはバカ野郎、ですね。
気付いたら前回の更新から半年経ってました。
「明日書こう」を続けてたらこれです。驚きです。
さて久しぶりの映画の感想は現在第2話が上映中のガルパン最終章、
その第1話についてです。
好き度:10
推奨度:8
誰もがここまでのヒットを予想してなかったであろう本放送から5年。
ガルパンは劇場版を経て最終章へと突入しました。
全6話の実質ガルパン2期と言える本作ですが、
製作陣の気合の入り様がすごいのか、待期期間も長いです。
1話が2017年の12月に公開だったのに、2話が2019年の6月。
この調子でいけば本当に完結まで10年かかるでしょうね。
〇好き度
しかしながら悔しい程に面白い!
1話からこのテンションの高さは否応にも次回への期待値を高めてくれます。
クレヨンしんちゃんにも長年携わっていた水島監督だけに、
今回は今までに増してコミカルなシーンが多いです。
とあるキャラクターの演出なんかはクレしんのセルフパロディでしたしね。
〇推奨度
本作が連作の最初の話である事、そもそもテレビ版と劇場版の続きの作品であることを踏まえると前提となる条件はどうしても出来ててしまうので流石に推奨度は少しのダウンを見せてしまいました。
勿論ガルパンファンに対する推奨度は10です。そこは問題ありません。
あと今作も音響には製作陣の並々ならぬこだわりが注ぎ込まれているので是非とも5.1chシステムで楽しんで頂きたいですね。
音響監督である岩波さんがTwitterで比較的安価で可能なシステム構築例をツイートしてたり、
先日ガルパンファンへ向けた音響機器導入本が出されたりしてるのでそちらもオススメです。
とにかくお財布と住環境が許すならばスピーカーを導入しましょう!
〇ネタバレ
ここから内容に触れていきますよ。
今回は三度の廃校危機!ではなく、生徒会広報(最初は副会長と誰もが思ったはず)の
桃ちゃんが留年危機にある為、実績を作って推薦を勝ち取ろうというユニークな理由から大会へ参戦します。
冬季大会のポスターはバトルフィールド1というFPSゲームではお馴染みのサンシャモン戦車でしたね。
話がそれましたが、冬季大会への参戦を決めた大洗と、その他の学校の様子がテンポ良く流れていきます。
一番変化したのは黒森峰でしょうね。隊長であるまほがドイツ留学を決めたので隊長がエリカに引き継がれています。
不安で一杯なエリカに「貴女の戦車道で戦えば良い」というふわっとした優しいアドバイスを授けるまほ。
エリカには頑張って欲しいですね。ストーリーが許さないでしょうけど、決勝で大洗と当たって勝ってほしいものです。
さて、今回びっくりしたのが大洗のヨハネスブルグです。
唐突に船底に行けば行くほど治安が悪くなるという設定が出てきましたからね。
でも今となっては「ま、いっか」と気にならなくなりました。
こういうのが許されるところは監督の手腕なのでしょうか。
とにかく、ソド子がさらわれるシーンから一気にコミカルになります。
え?冒頭からコミカル?桃ちゃんの留年疑惑をコミカルだなんて!そんな!
とにかくどん底メンバーという新規に濃いメンバーが加わる訳ですが、
彼らがうさぎさんチームを驚かすシーンはクレヨンしんちゃんの劇場版…
あれ?なんのやつだったんでしたっけ。ド忘れしてしまいました。
ボーちゃんがマサオ君を驚かすシーンだったのは覚えてますけど…
とにかくそこのパロディだったというのはアマプラでクレしん映画を観てて初めて結びつきました。
とにかく全編明るい雰囲気で進んでいく最終章 第1話まあ参戦理由も桃ちゃんの留年阻止だし
抽選会でのBC自由学園の押田と安藤の会話もよく聞いてみると面白いんですよね。
キチっと聞き取るのは大変難しいですが、会話内容を抜き出してくれてるブログとかあったはずなので探してみるのも良いかもしれませんね。
不仲作戦に見事引っかかってしまった大洗一行ですが、私も騙されました。
フランスが元ネタだから当然誰もが不仲だと思ったはずです。
しかし彼女たちの「実は不仲でした」がどこまで本当なのか、そこも気になりますね。
という訳で2話が現在公開中です!面白さは一切変わってないので今すぐ行きましょう!戦車前進!