Fate/Grand Order 2部2章「ゲッテルデメルング」をクリアして
昨年8月からプレイし始めた私ですが、お正月に2部2章をクリアしました。
お正月イベントは3章クリアが条件なので見事に間に合ってない訳ですが・・・
とにかく、2章をクリアしたのです、私!
なのでざっくり感想を書いていこうと思いました。
せっかく書ける場所があることですしね。
あと話の前提として、私は結構涙もろいです。
ターミネーター2のT800が溶鉱炉へ沈んで行くシーンを何十回と観てますが、
観る度に号泣出来る位には。
そして「終わりよければ総て良し」なところもあります。オチって大事。
そんな私が書いているものとしてご覧になって頂ければ幸いです。
主人公(以下、ぐだ)とマシュどうしちゃったの!?!?
いえ、元々この二人の言動はえてしてこういうADVゲームにありがちな聖人ムーブをする子達で、
その度に「いやぁ、流石に私の気持ちとぐだの選択肢が離れすぎちゃってるわぁ」なんて思いながらプレイしてましたが今回は看過出来ないシーンがありましたよ!
そう!ゲルダに対する序盤のアレです!
「え、25歳で強制的に死を選ばないといけないの可哀想」
「私たちの世界はそんなことないんだよ!素晴らしくない?」
などなど・・・(大分悪意のある要約)
君たち1章でパツシィに何を言われた???
28歳(見た目に反して若すぎる!)のゴルドロフ新所長ですら人間性がぐんぐん成長していってるというのにまだ若い君たちが成長どころか退化してどうするの!?
特にマシュ!!!!!
君は1部で「早死にでも構わない、それでも生き抜く」的なこと言ってたよね!?
あれ結構恰好良かったし心打たれたよ!?なのに何故!?
「ライターが違うから」と言われればお仕舞ですけどいくらなんでもこれは酷いと思いました。
搾取されて毎日が辛く、最終的に25歳で強制的に死を選ばされる世界ならまだ「思わずそんなことを言ってしまった」というのも分からなくないですが、
少なくとも彼らはロシアのヤガ達とは違い、まず生活は質素ながらも不便は強いられてませんでしたよね?
ゲルダ達の身なりからもそれは窺えます。
そして確かな恐怖(25歳というリミット)はあるものの全てを定めとして受け入れています。
そして何より争いや競争がありません。世知辛くないんです。
そう、少なくとも彼らは幸せに暮らしているんです。
それなのに彼らは・・・
ロシアが台無し!ロシアが!パツシィに謝れ!
とにかくこのシーンについては言い出せば大量に不満が出てきます。
ので、もう止めます。
じゃあ他はどうだったのかというと・・・
正直素晴らしかったです。シーンの一つ一つが心に沁みました。
まずナポレオンが良いキャラしてましたね。
1部でもロシアでもそうでしたが旅の道中で仲間になるサーバントたちは実に頼もしい存在です。
今回はその役目がナポレオンでしたが、彼はとにかく肩書通りの「快男児」でした。
頼りになるし、言動が爽やかで好感が持てました。
ストーリーパートも励みになる言葉を言ってくれてましたが、宝具セリフですよ!極めつけは!
「人よ願え、お前たちに不可能はない。なぜならば、俺がいる。」
これ!!!本当恰好良い!「俺がいる」で正面アップって!最高ですね!
とにかくナポレオンが良いキャラしてたって話です。
あとスカサハ・スカディが徹頭徹尾キャラがブレなかったのも。
シグルド、ブリュンヒルデの夫婦コンビも良かったですね。
シグルドが「マスター」ってオフェリアを呼ぶシーン、グッときました。
序盤のアレを除けば非常に良いシーンばかりでした。
そして忘れてはいけないのがラストシーンですね。
心打たれました。
このシーン、本当に見事です。素晴らしい。
直後のゴルドロフ新所長のセリフにも泣かされました。
良いキャラになりましたね。
クリア後に貰えた礼装みてまた涙です。
本当泣かせますね、この章。
「ぴょーん!」