画質・音質編 第6回『紅の豚』
ジブリ作品で個人的にラピュタと1位争いを常に繰り広げています。
画質:10
音質:9
〇画質
余計なモノ一切無し、純度100%のありのままの映像がそこにはあります。
フィルムらしい優しくも美しい画質です。
空や海の青の美しさ、惚れ惚れします。
ポルコの赤い飛行機も鮮やか!カーチスのも鮮やか!何もかも鮮やか!
『紅の豚』が持ちうるポテンシャルの全てを見事に発揮してくれています。
『風の谷のナウシカ』をBD化していた頃のジブリとはまるで別会社です。
〇音質
「5.1chはお嫌いですか?」
その1点でマイナスをつけさせて貰いました。
が、しかし。本作の音質そのものは非常に優秀で、
ステレオ音声にも関わらず迫力等で引けを取りはしません。
エンジンは轟々と唸り、機関銃は派手に鳴り、劇伴は美しく流れる。
素晴らしい。ただひたすらその一言に尽きます。
〇総評
かつて幼い頃にテレビで観た『紅の豚』
その時のワクワクやドキドキを大人になった現在に見事に蘇らせてくれる素晴らしいBDです。
大人になっても・大人になったからこその両方を満たしてくれる傑作です。
その傑作を見事BDという器に納めたジブリに拍手を。
ナウシカとは本当に別会社レベルで違いますよね